壁面緑化で、環境にやさしく魅力的な景観を


壁面緑化の環境に与える効果

お洒落でユニークな景観を演出する壁面緑化。ヒートアイランド現象の抑制効果があると言われていますが、一体どのような仕組みなのでしょうか。実は、建物の壁面に植物を植えることによって、水を含んだスポンジ状の土壌と植物からの蒸散によって、建物全体の温度が上がり過ぎたり、下がり過ぎるのを防ぐことが出来るんです。一部の実験ではなんと、壁面緑化をする前の建物と、した後の建物では14度も壁面の温度に差が見られました。その結果、冷暖房の利用が抑えられ、二酸化炭素の排出量が減ります。

夏場のアスファルトやコンクリート、太陽に温められて高温になっていますよね。その点、芝生はどうでしょうか。真夏でも熱を溜めず、素足で歩くことができますよね。都市部は土地の関係から、緑地が少なく、全体的に熱がこもる構造になっています。日中温められたアスファルトは夜になっても温度が下がらず、夜間の気温低下を防いでいます。そこで、より多くの建物の屋上や壁面に植物を植えることで、建物だけでなく、都市全体の気温を下げることが出来るのです。

騒音抑制にも大きな効果

壁面緑化はヒートアイランドだけでなく、騒音の抑制にも効果があります。コンクリートの建物って、音を反響させますよね。壁面に植物があればどうでしょうか。音は土壌や植物に吸収され、大きく反響することはありません。そのため、騒音問題の多い保育施設の壁面に設置されたり、高速道路沿いの建物で大きな効果を発揮しています。

壁面緑化とは、建物を緑化することで、室内の温度を下げる効果を得たり、建物の周辺温度を下げることで温暖化対策にもなると注目されています。